フォームエース 製品概要
“フォームエース”は、昭和30年代に古河電気工業株式会社が世界に先駆けて開発した化学架橋発泡ポリエチレンシートです。
ウレタンやスチレンの発泡体より熱に強く、劣化しにくく、耐薬品性に強い発泡体として画期的な発明でした。そのタフな特性から主に建築・土木用途、家電用途、自動車用途など幅広い分野で大活躍しております。
無害で安全な素材というだけでなく、電線の被覆材の技術から発泡倍率(硬さ)、厚さ、難燃、耐熱、成型など用途に合わせた製品設計ができることが大きな魅力となっております。
自動車分野では、軽量化、断熱性能、遮水・遮音、作業効率のアップ、環境対応などの効力を持たせることができます。
■優れた断熱性
フォームエースは熱伝導率が極めて低く、しかも透湿性が小さいので保温、保冷材として各種断熱材の中でも抜群の性能を持っています。
■優れた緩衝性
フォームエースは、エネルギー吸収が極めて大きく、弾力と柔軟性に富んでいますので、クッション材、緩衝材として適しています。
軽く、大きな浮力
フォームエースは、軽く、気泡が独立していますので、水をほとんど吸収せず、大きな浮力を持っています。
■容易な加工性
フォームエースは、切断、スライス、打抜き、接着、熱融着、ラミネート、エンボス、真空・圧縮形式、印刷などさまざまな製品に加工することが容易にできます。
■優れた耐候性、耐薬品性
フォームエースは各種発泡体の中で優秀な耐候性を示します。また、各種薬品や油、溶剤などに侵されず耐薬品性にもすぐれています。
製品ラインナップ、詳細データはカタログをご覧ください。
「フォームエース サイズ一覧」(PDF 3.23 MB)